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京王線 千歳烏山駅周辺の
情報サイト
6番街All Rights Reseaved.
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昭和30年、5歳で烏山の地に触れて以来、いにしえの懐かしい思い出と楽しく変化する様は、私の貴重な財産です。子供の私にとって最初に飛び込んできた烏山のサプライズは現在の烏山住宅以前に存在していた公園で、紅葉に覆われた池があり、今でも幻のような美しい思い出。また、子供の心を奪ったのはやはり駄菓子屋さん。3店舗あって1個1円のあんころから、5円10円の世界。舌が赤や緑に染まってすぐに親にバレたりもした。甘酸っぱい思い出です。当時は普通の本屋さんが少なく、貸本屋さん2店舗あり、10円で借りられました。三永ショッピングセンターのできる前にあった「日曜学校」と呼ばれていた小さな教会があって、クリスマスの日にだけお菓子をもらう目的で仲間と行った思い出。
あと圧巻は、どこでもテレビを買えない時代、「高崎靴店」の居間に20人位の子供達が押しかけて、“力道山”のプロレス、“月光仮面”を目を輝かせて見ていました。大歓迎で開放して頂いて楽しい思い出を作る事が出来、今でも感謝しています。それと、忘れてはいけないのが「烏山映画館」。子供
55円で3本立て。東映のチャンバラ・日活の裕次郎、小林旭のアクション・東宝の森繁の社長シリーズ!母親と妹といなり寿司を食べながら見て、子供なりに感性を高めてもらった良い思い出。今から思うと当時は時間がゆっくり動いていたように感じます。人口も少なく、あちこちに空き地があり、広々と“凧揚げ”が出来ました。
京王線はまだ3両で、6番街の人通りも少なく、ミスターDの所にあった銭湯が開く3時前には、30分間に一人位しか通らない時代でした。6年間通った烏山小学校は区民センターに変わっていき、淋しい思いもあるが、楽しいイベントや素晴らしい集まりの場を提供して頂いて、街の活性化には大変な影響を与えたと喜んでおります。
その後、西口踏み切りがなくなり、かなりのスピードで走り抜けていた車も排気ガスも少なくなり、6番街の人通りも3倍近く増え、買い物は大変し易い商店街としてお客様に喜んで頂いております。
最後に、烏山の素晴らしいところは、駅周辺に店があり店内から暖かい元気な声が聞こえてくる親しみのある商店街です。その周りを囲んでいる閑静な住宅が控えているバランスの取れたところです。
本当に良い街で、とても大好きです!
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